【今日の埼玉新聞】12/22 〝大槻色〟見えづらく
【今日の埼玉新聞】12/22 〝大槻色〟見えづらく
— URWRDS (@URWRDS) 2020年12月21日
零の一年 20シーズン総括▶︎上
伊部記者→
コロナ禍でリーグは2020大会を成立、浦和もクラブとして様々な取り組みでクラブの行事を示したが、本分であるピッチ上での戦いは不本意な結果。
昨季14位、今季10位。 pic.twitter.com/JRUnHLs75F
クラブは昨年12月、これまでの反省から一貫したクラブコンセプトの不在を課題に挙げ三年計画を発表。
— URWRDS (@URWRDS) 2020年12月22日
20年はACL出場と2桁得失点差プラスを目標に。
コンセプトは
サッカーの街浦和を背負う責任を基に
・個の能力を発揮
・前向き、積極的、情熱的なプレー
・攻守に切れ目のない相手を休ませないプレー
◆土を慣らす
— URWRDS (@URWRDS) 2020年12月22日
ミシャ後、毎年監督が交代した悪循環を断ち切るため「針をゼロに近づける作業が必要」と大槻。目線を揃える土台作り以前の土を慣らす工程を踏んだ。
オーソドックスな442で現有戦力の特長を生かしつつ、「高い位置で球を奪い最短でゴールを目指す」。
欧州で一般化されている5レーン理論で個人任せの守備を整備。
— URWRDS (@URWRDS) 2020年12月22日
ハイプレスを維持するスイッチのオン/オフや運動量の担保は試合を重ねて蓄積されるが、コロナによる中断、暑熱下のリスタートでその後の戦いに影を落とした。
◆強い違和感
— URWRDS (@URWRDS) 2020年12月22日
大槻がブレなかったのは勝利優先の選手起用。クラブは長期的視野のチーム作りを掲げるも、実際は目先の勝利を追うジレンマから脱しきれなかったように映る。
監督ながら組織の一員という意識も見受けられ〝大槻カラー〟が見えにくかった。
https://twitter.com/urwrds/status/1341174775331221504?s=21
恒例振り返り
埼玉新聞購読理由は、継続ウォッチャーによる通年の見方を味わえる事。
今回も恒例の振り返り記事です。
伊部記者は、割とニュートラルに書きながらも、結論としては前向きな人、という印象。良いことも悪いこともあるのがチームだけど、良いことをしっかり表に出すような。
でも、後半からはその良いところも減って、割と実態を表現すると悪い材料が表に出てきた一年、と感じてます。
通年ならではの表現
今回まとめると、
・大槻色を発揮できてない
・改革を行うには状況が悪かった
・改革と勝利で後者のウエイトが重い事から脱却できなかった
というところか。
通年ならではの表現としては、最後の
「監督ながら組織の一員という意識も見受けられ〝大槻カラー〟が見えにくかった。」
が今年を象徴してる気がする。
我々もクラブやチームの構成要望
本当に改革をする気なら、
①実現可能なコンセプト
②それを確実に実行させられると確信した人選
③権限移譲
が必要だが、全部できてないっすね。
できない理由は、クラブが合議制で、意思決定に日頃顔を出さない大株主やスポンサーの存在と、声と関わる人数が大きいサポーターの存在はあると思う。
もちろん無視すべきではなく、しっかり納得させる検討と説明をすべきだ。
そこを怖がったら全てを満足できないのにそうさせようとするちぐはぐなものになるのは当たり前。
嫌われ者
大槻に「何も気にするな、君のコンセプトは浦和のフィロソフィーを方向付けると判断した。全部自由にやれ」と言えて、さらにその結果を問わない、と進められなければこうなる。
言う人、受ける人、は嫌われ者になる恐れが高い。
これを避けるのは日本の文化ではあるが、改革ってそんなもんでしょう。
ではどうする?
金持ちオーナーが自分で手腕を振るうならこの形ができる。
今の日本、浦和の状況なら、いっそのこと重工から社長を送り込んでおしまい、じゃなく、重工が経営をする方がハッキリする…という暴論を書き始めたけど、その重工内で同じような会議が行われる想像もできる…
どうしようかね
結局、出口は見つからないぞ。明日の記事を楽しみにします。