サッカーとジャンクの日々

浦和レッズを埼玉新聞の記事をフックに語りつつ、好きなジャンクフードネタなどもポチポチと

【今日の埼玉新聞】11/27 浦和記事なし 中村修三問題の解決はおにぎりの解決?

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埼玉新聞の振り返り記事は一回だけでしたか。まあ、今シーズンはまだ終わってないし、これから起こる事が浦和の歴史にも大きく関わるので、全て終了したところで、ゆっくり10回シリーズとかで振り返ってもらえれば、定期購読する甲斐もあるってもんだ。

 

実際、ツイッターの自分のTLでも、事象一つ一つの反応はあるけど、良く考えてる人たちはみんな語り足りないようで。自分もです。

 

なもんで、今後書きたくなる、でも忘れそうな事、ってのも書き記しておこうと思います。

 

中村修三戦犯論

 

これが多い。結果、これ、というのもある。しかし自分の考えは個人に原因を持たせると、その人がいなくなったらおしまい、になるので気に食わない。

 

つまり、中村修三を任命した組織原因論にしたい。

 

自工から重工に傘が変わった事は良い事だと思っていた。三菱財閥の流れを汲む現在のグループの中では実力も規模も影響力も大きいと思われ、そこが本腰入れたらどうなるんだと期待したもんだ。

 

どうにもなりませんでした。というより、進化を考えれば悪化。

 

浦和レッズなど、どうでもいい存在なんだろうか?普通に考えればスリーダイヤを身に纏い戦う集団がいれば、ある種の架空の戦争の投影先になるんじゃないのか、と思っていた。だから、その中で実力のある重工が引き受けてくれたとなるとそれなりの重量級でテクニカルなやり方を期待しますよね。

 

重工がいきなり中村くんよろしく、とはやらないと思う。重工がクラブトップに人材を送り込む。そのクラブトップはサッカービジネスのある意味素人。そうなれば情報は上がるだろうが、レポート書いてるのは組織上トップの下。

 

つまりだ。このクラブの舵取りをしてるのは社長ではなく、異動の少ない組織の上の方の長期政権組ってことになる。

 

つまり、中村修三が悪い、ではなくて、クラブの運営トップグループが悪い、それを手付かずにしてる重工が悪い、と考えて、その改革を考えなければまた同じ事が起こるだけ。

 

◆ジャパネット

 

長崎のクラブとしての躍進は素晴らしい。地元愛とその体現においては、浦和の比じゃない。

 

今の形を実現するにあたり、高田社長がやったことの一つは、旧クラブ組織の完全解体。後はユーザーサービスモンスターのジャパネットの目線で何事も再構築すればそりゃーこうなります。

 

自分もゲーム業界という、ある意味ユーザー目線の塊のような場所にいた。生活必需なものはユーザーフレンドリーじゃなくても無くならない。お役所の手続きについての文句はここでは書きませんが。

 

対して遊びやレジャー。これが使い勝手が悪ければ、すぐに捨てられる。

 

サッカーは生活必需品か?という一般論で言えば、普通は「NO」です。私を含めそうじゃない人も周囲に多いけど。そうじゃない側の人だけなら多分2万人が良いところ。常に新しい顧客の興味を引いて、飽きられないサービスを提供し続ける必要がある。

 

それができている長崎(これからが正念場だぞ!)とできてない浦和。

 

◆何からやれば…

 

理想的には強力な意志とビジョンと見識と実力を持ったトップが、大スポンサー様の怒りも買わないやり方でクラブ組織を一度解体すること。理念を同じくして浦和の改革に取り組める人材のみ残して、各所にプロを配置すること。

 

犬飼さんが一つのイメージ。組織解体まではできなかったかも知れないが、「浦和レッズってこうやってれば運営できるんですよね」的な社長風の人とは違った。

 

最初は、飲食業者の総入れ替えをしたらどうだろう。コンペからやり直し。

 

冷えたおにぎり弁当、脂戻りの激しいしんなりした揚げ物、パサパサの肉、ハレの場のスタジアムでわざわざ食べたい?十分世間的には落第レベルの店が多過ぎる。

 

次に交通改革。前から主張する「独占させてるんだからクラブはモノを言え」論で、ユーザーの事を考えて色々試せ、と思う。

 

些細なことのように見えるけど、改革に向けては何かを壊して何かを創造しなくてはいけない、という行為をできるところからやる事で、クラブの行動原理を正しい方向に導くのだ。

 

中村修三戦犯論が最後にはおにぎりの話に…