サッカーとジャンクの日々

浦和レッズを埼玉新聞の記事をフックに語りつつ、好きなジャンクフードネタなどもポチポチと

【今日の埼玉新聞】4/6 浦和記事なし

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コロナに関連する記事の中に、八百長騒動で一旦活動を剥奪され、その後裁判により地位を取り戻した力士の話が。

 

この話3つほど思うところがあり。

 

①その世界しか知らない人の裁定

②元々星の「貸し借り」の感覚

八百長のメカニズム問題

 

今回は①。

 

世の中にある「体育会」という世界。色々な組織の作り方がある中で、どの組織もいいところと悪いところがある。体育会の良いところは、実力主義の側面を持ちつつ、それでも頑張って年次を重ねた人もそれなりの地位を獲得出来ること。悪いところは年次の上下関係が実力発揮に悪影響を与えることと、外の論理とずれる部分が構造的に発生するところ。

 

今回、裁判という外の論理の方が私企業の内部ルールより判断の上位にあることから、八百長裁定が取り消され地位を取り戻せた。

 

八百長を自分たちの手で裁いたことは良い。次に今回の裁判で得られた、外からの目でおかしかったとされたプロセスを是正できればこの事はより良い組織になる材料になる。

 

サッカーも偉い人はある意味サッカーエリート。経営や様々な業態を束ねる組織運営のエリートであるはずもない。

 

そうなると独自の論理が固定される危険もある。

 

この流れではこの事例が…という具体的な事案は出しませんが、サッカー界もこれまで世間の基準と違う事をやってきてると思う。

 

そうなると、外部からの人材登用をうまくやって欲しいな、と。

 

とは言え。そこに変な拝金主義の元代理店、みたいなプレゼンはうまいけどその後が…みたいな奴が忍び込んでこないとも限らない。あー自分の悪口言われてるみたいで反省しますよすんません。

 

でも、適正な人を見抜く目が…

 

という問題も。

 

そうすると、実務に直接関わらない形で、

・元選手で経営や組織を経験した人

・選手は経験してないけどサッカー界への理解が深く発展に寄与したい

みたいな経歴の人たちの混合のタスクチームが、人材探しやコネ作りをするようなことがあると、そこから様々なチームに斡旋できるのでは、と。

 

岡野のような野生の勘で漁協と組む、みたいなことも捨てがたいから、あまり常識人だけでその組織を作っても小さくまとまるだけだから、そもそもこのチーム編成も誰がやるの、と。

 

そんな事を産業化してるのはやっぱり欧米。

 

Bリーグ運営の人材も、スポーツマネージメント会社出身者が要職占めてるし。

 

少なくとも日本のスポーツ運営組織は、頑張ってるけどまだまだ発展の余地は大きくあると思ってる。

 

企業も「メセナ的なスポンサー」意外に投資ができるような切り口はできると思うが…

 

ここ重要。

 

企業論理でスポーツを見すぎると、真夏の亜熱帯でマラソンを平気でやらせるようになってしまう。

 

いつのまにか、最高のパフォーマンスが最高の利益を生む、ということすら忘れ去られた形は正解とは言えない。

 

うひゃー、思うままにゆるゆる書いてるブログが無謀にも「スポーツビジネスを語る」風になってしまった!

 

手が勝手に文章書くのだからしょうがない。