【今日の埼玉新聞】3/27 浦和記事なし 無観客試合を盛り上げろ
プロのスポーツ興行は無観客試合という切り札があるが、なかなか定着はしない。
毎年目撃できるけど、ウィーンフィルのニューイヤーコンサート。多くの映像はライブで指揮者や演奏者の愉しげなパフォーマンスが観られる。そこに突如入るバレエのスタジオ撮りシーン。
それはそれで完成された芸術で、オケとの組み合わせも極めて普通なんだが、ライブを観てる状態でのスタジオ収録画像のインサートに、混乱に近い違和感をいつも覚える。もちろんスタジオ収録画像なので観客不在。
なかなか難しい問題です。観る側だけでなく、戦う側も。点を獲った時の爆発的なスタジアムの湧き方は、ベテラン選手でもある種の興奮はあると思う。そこからの逆算でのプレーの組み立て。
最終地点がシーンとしてる事が分かってる状態でのプレーは、観客がいる時とは違うだろうと想像できる。人間は結構原始的なところがあるのですよ、多分。
ここからは妄想。
全席に明度彩度が変更可能な選手からもよく見えるLED照明を仕込む。無観客でも、テレビの前の声援に合わせて、LEDの発光が連動。しかも、アウェイとホームで色を分けておく。スピーカーも仕掛けて、実際の声援が送れても良い。そのボリュームはホーム側主催者も触れない仕組み。あくまでも遠隔のサポーターの声だけがフックになる。
マイクの音量でメーターが動くアレですよ。それが全席もれなくあれば賑やかさが出る。さらに、バーチャルながら自分の席を決めてあって、何かに合わせてアクションすれば色が変わる仕組みがあれば、コレオだってできる。もちろんあらかじめ仕込んだりしない。あくまでもアナログな人との繋がりと連絡でそれを起動する。ツイッターなんかの併用は必須。
悪ノリすれば…
各席に空気を入れると人間の形になる人形を配置。声援の質と音量で空気圧を変化させ、人形が動く。最高潮の時には人形が立ち上がる。
現実的にはそれをプロジェクションマッピングでやる事を考えそうだけど、コントールできないもどかしさを乗り越える団結力と統率力が反映する仕組みの方が面白い。
中継を見せる画面の外にアバターを配置できても良いかもね。
なんにせよ、何もなければ考えないこう言った仕組み。選手は連携アップにこの期間を使ってもらい、我々は妄想する時間にするのです。