【今日の埼玉新聞】5/19 浦和記事なし テクノロジー
ヤマハが、ネットワーク越しの音声を、スタジアムのスピーカーから再生して臨場感を出す、的なニュースが。
あらかじめ録音された音声をボタンにして、それを押すと、現地ではそれが再生され選手に聴こえる仕組み。
テクノロジーで観戦方法が変化する、って話を昨日書いたけど、そんな例ですね。
でも。ある種の「心」が欠けてる感。技術屋さんが現実的に考えればこうなる、という仕様としてはある種完璧。
しかし、エモーショナルなところまで拾おうとすると、少しもったいないかなー。
エモーショナルなところまで、と書いたけど、それも技術領域に置き換えて信号としなければシステムになりません。
スタジアムに限らず、エモーショナルな動きが外部に出るのは、一つはアクション。一つは声。
耐えて耐えて守り切ってカウンター発動して見事にゴール!って時。観客はどうするか、サポーターはどうするか。それぞれちょっと違うタイミングで違う声を出しながらも、基本手を振り上げ、声を出す。
ならば、Switchのコントローラーを腕に取り付け、スマホのマイクオンにしておいてそれを入力に使う。いいねボタンも良いけど、画面確認してボタンを押させるとストレートな感情は拾いにくい。
その入力に対して、スタジアム側では音声再生を音量コントロール付きで制御、さらに可能ならプロジェクションマッピングなどで映像をスタジアムに投影しておいて、それが変化する、など。
ボリュームでズルをしないように、厳密に音圧制御もリーグがする事も忘れずに。
さらに、画面上にはスタジアムでの再生音量がスピーカーだけでなく、レベルメーターみたいなものでも確認できる画面構成にしておけば、音量を絞って試聴してくれやすくなる。
コールを合わせたい、とか言い出すと、通常の通信だと声に合わせると遅延の重畳が起こるから、5G端末が普及するまでは、コールリーダーはこの人、と決めてワイプでその動きを重ねておく事で今は暫定対応。それでも動きを見てから合わせると必ずずれていくから、あくまでも現状の対応。
少なくとも入力にリアルタイムのパラメータを入れるのはやれるはず。
さて、こんな事、普通にやってたら考えたでしょうか。
責めの経営としてはこういうのを考えるのは大事。自分ならこうする、など言ったけど、実際やってみるのは大変だし、やってみたのは偉い。
実用新案くらい出してから書けば良かったかも。もうブログに書いてツイッターにお知らせ入れたら無効ですね。