サッカーとジャンクの日々

浦和レッズを埼玉新聞の記事をフックに語りつつ、好きなジャンクフードネタなどもポチポチと

【今日の埼玉新聞】5/23 浦和記事なし W杯がもたらしたもの

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W杯が自国開催で目の前に現れた時、改めて「リーグそれぞれのチームのサポーター」に仲間意識が持てた。

 

それまでは、敵サポーター。もちろん喧嘩するわけではなく、試合をより楽しむ程度の相手として。

 

それまでもフリューゲルス消滅に際しての感情ではみんなが一つの問題に対して考えるタイミングはあったけど、それはピーキーな現象だった。

 

仲間意識が持てたのは、共通の敵が現れたから。それは、「W杯〝だけ〟」が好きな人たち。正確にはその人たちは悪いわけではない。ちゃんと書くと「W杯だけの人たちを取り上げる社会」と言う感じですかね。

 

Jリーグの立ち上げ時は電通が音頭をとってバブルを形成、所詮バブルなので稼ぐだけ稼いだら興味をなくす面も出て、そこからチーム数の増加もあって、経営が苦しいチームも出てきた。

 

それを支えてきたのはそのチームのサポーターたち。

 

そこに、お祭りとしてW杯。

 

いつも頑張ってきたサポーターたちが報われるかと思ったら、「お祭りだけ楽しむ」人達がわらわらと現れて、大騒ぎして散らかして帰って行く。

 

これ、駒場パブリックビューイングがまさにそんな現場に。

 

チケットの入手も大変。

 

サッカー全体で考えると、苦しい時も支えてくれた年パスまで購入してるような層が、まずは楽しむ権利があっても良さそうなもんだけど、そんな配慮も無し。

 

そして、そんな運営に対して、各地のサポーターたちは一斉に同じ不満を持った訳です。

 

今は海外でやってる連中中心になったから、その辺の感情は薄れたけど、その時は「いつも三度の飯を作ってつつましくやってた家が、年に一度くらい少し豪華にケーキでも焼いて見るか、と言う日に、わーパーティーだ、と知らない人達が上がり込んできて食い散らかして片付けもせず帰って行く」という図に見えた。

 

サッカー選手は代表で食ってるのではなく、チームからの給料で食ってる。それを支えているのはチームでありスポンサーでありサポーター。ならば、その人たちが楽しめるように、という感覚ですね。

 

いや、もうそれも過ぎまして、代表は適当に頑張れば良いんじゃないの?くらいにはなりました。

 

ある意味これはこれで成熟かね。

 

あー、早く始まらんかのー。